昔ながらの伝統を引き継いだ、そばづくり
Q:いつ頃からそば製造業を始められたのですか?
昭和55年にそばの製造を始めたんよ。そばの製造をする前は、父親がパンやお菓子を作っていたが、地元の特産を活かした事業が何かできないかと思い、名物の「祖谷そば」を観光のお土産用に開発してみようと始めたんよ。Q:作られている「祖谷自慢そば」の特徴を教えて下さい。
祖谷自慢そばは、半生で太く黒っぽい麺が特徴。特に黒っぽい麺は、殻のついたままの玄そばを製粉しているから。昔、この辺りの祖谷地方で食べていた「そば」を再現したかったので、こだわりました。懐かしい田舎の味です。Q:祖谷は、そばが有名ですが、他においしいものがありますか?
そばを使ったおいしいものは、他にもあるんでよ。「そば米雑炊」やそば粉を練って食べる「そばがき」、汁物に入れた「そばすべし」。そば以外には、「岩豆腐」や「ごうしいも(じゃがいも)」。それにこの山で採れた山菜、野草の天ぷらや炒め物。どれもおいしいよ(笑)。Q:農家民泊の受け入れなどもされているようですね。
今は、修学旅行生限定だけど「一般社団法人そらの郷」を通じて農家民泊をやってるよ。Q:最後に一言どうぞ
祖谷には見るもの、おいしいものがたくさんある。是非、祖谷そばや山菜料理など、祖谷ならではの郷土料理を食べに、たくさんの方が来てほしいです。お待ちしております。