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生産者の声 VOL.02 曲製茶工場さん

清流の傍で育つ無農薬のお茶、確かな安心

茶畑きれいに手の入った茶畑、写真左側に川が流れています。

曲製茶の曲さん曲製茶の曲さん。

ゼンマイ畑ゼンマイ畑の説明をして頂きました。


三好市山城町では、車で走っていると山肌に手入れをされたお茶の畑がよく見かけます。お茶の加工場も数個有り、その中で今回は曲製茶さんにお話を伺いました。

Q:すごく素敵な場所に製茶所がありますね。

 先祖がここに来たのがおそらく江戸の中頃。家とお茶の畑の回りに小さい川がぐるっと曲がってあるでしょ。だから名字が曲ゆうんや。あの川は水が綺麗でうなぎや鮎が捕れるよ。昭和40年位までは畑で蕎麦や麦や大豆を作っとった。大豆で味噌も作っとったし、鶏も飼うとって雑穀を餌にしとったけん、美味しかったよ。今作っているお茶はやぶきた種という静岡のもの。煎茶用の品種やな。

Q:山城町は茶畑が沢山有りますが、特徴はありますか?

 三好市の中でも山城町がお茶の生産量が一番多いよ。この辺りの温度と湿度がお茶には丁度いい。山やから温度差があるんと、秋から春頃まで朝に霧が降りるけん、お茶の葉っぱが香りが出やすくなる。あと、この辺りの山は虫が出にくくて、殺虫剤がいらん。私らは昭和50年代に農薬を撒くのをやめたんや。うちが作っているのは完全無農薬。農薬を撒く自分たちのことも考えてな。

Q:お茶の年間スケジュールを教えて下さい。

 まず一番茶を5月初めに収穫して、5月末には加工する。加工は、まず蒸して、冷やして、乾燥させながら揉む。やはり一番茶が一番美味しいよ。次が6月末に二番茶を収穫して加工する。一番茶に比べてタンニンがちょっと増えて、渋くなる。最後に10月が番茶の収穫。

Q:お茶の美味しいいれ方を教えて下さい。

 煎茶はお湯を熱湯にせんと、60度位で蒸らしていれる。逆に番茶は熱湯でいれた方が美味しいよ。

Q:お茶以外にもゼンマイも作っているんですよね。

 この辺りのお茶畑よりもっと急な斜面は、ゼンマイを昔から作っとった。水はけがいいから急斜面での栽培が向いているんや。あそこの斜面にモノレールついとるやろ。ゼンマイ収穫したら乗せるんや。ゼンマイとお茶の収穫の4月5月は忙しくて、10人位に手伝ってもらうよ。ゼンマイは料亭用だと太いの、精進料理用だと細いのが好まれる。高知や中国から、うちにゼンマイの見学ツアーに来たことあるよ。

頂いた曲製茶さんの煎茶は、いい香りで懐かしい味がしました。また、番茶のパッケージはレトロなデザインで可愛く、おみやげにお勧めです。

詳細情報

■ 会社名 曲製茶工場
■ 住 所 〒779-5452
徳島県三好市山城町上名196
■ 電話番号 0883-84-1103

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